The Burton Blog

Burtonの新しいブランドアイデンティティ

ここ数年、Burtonの周囲では様々な出来事がありました。それらの出来事は、改めてブランドについて考えるキッカケを与えてくれました。BurtonがBurtonらしくあるために、あらゆる物事を見直していくなかで、それはブランドロゴにまで及んだのです。

決して、全てを投げ捨てるわけではありません。これは進化であり、革命ではないのです。

「ロゴなんて関係ない」と思うユーザーもいるでしょう。人によっては単なるロゴでしかないので、確かに気にする必要はないかもしれません。ただ、その意味や完成までの道のりを知ることができれば、それってクールですよね?

ブランドのロゴは、ブランドの魂でもあります。お馴染みのマウンテンロゴとバーロゴの進化版、それがBurtonの新しいロゴです。

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ブランド創成期のマウンテンロゴ

マウンテンロゴは、数あるBurtonのデザインのなかでも特に象徴的なものです。もちろん、Bロゴ(それとも13?)や矢印が描かれたプロセスロゴもお馴染みでしょう。Burtonのルーツは山にあるので、とりわけマウンテンロゴはしっくりくるはずです。ちなみに元祖マウンテンロゴは、ブランド創設者のジェイク・バートン・カーペンンターが友人向けに開催したデザインコンテストから生まれたものなのです。

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ボードにマウンテンロゴをスクリーンプリントするジェイク(左)と、マウンテンロゴ + Windsorフォントを乗せたかつてのチームTシャツ(右)

では、なぜロゴを変える必要があったのでしょうか? OGマウンテンロゴを見てみると、ややゴツゴツし過ぎていると感じませんか? あまりバランスも良くなく、左右の先端はちょっと尖り過ぎています。様々なところでロゴを使うにあたり、実は不便なこともあったのです。だからこそ、ロゴを洗練させることに着手したのです。今まで以上にバランスが良くなったのを見て取れるでしょう。左右どちらかに傾いているようにも見えません。

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2つの象徴的ロゴを1つに

バーロゴについても話さないとですね。HelveticaフォントのシンプルなBURTON。まさにクラシックと言えるでしょう。最初に登場したのは1990年代初頭で、Burtonのカルチャーにとっては大きな意味を持つ時代です。カウンターカルチャーの名の下に、様々な取組みをしていた時期ですね。大胆であり、刺激的なものばかりでした。これまでもブランドの象徴的プロダクトに使われてきたバーロゴは、Burton本社のドアにも使われています。つまり新しいロゴでは、ルーツであるマウンテンロゴとカルチャー的意味を持つバーロゴをミックスさせたのです。

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1990年代は、表情豊かなビジュアルであふれていました。バーロゴが持つ大胆さに加え、文字の間隔を広くすることで、より一層際立つものになったのです

「これまで使ってきたロゴはどうするの?」と思うユーザーもいるでしょう。「これまで使ってきたロゴ」は、かなりの量になります……。

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これらは、あくまで「一部」です

もちろん、これらのロゴを完全に捨て去るわけではありません。社員のタトゥーとして残るものもあれば、古いステッカーをストックしている人もいるでしょう。どちらにせよ、Burtonには1つのブランドロゴが必要でした。

Burtonは世界中の様々な国や地域に根づいています。そして、これからもスノーボードやアウトドアの業界をリードしていき、より多くの人がスノーボードやアウトドアを楽しめる環境を作っていきます。そのためには、誰もがBurtonだとわかる1つのロゴが必要だったのです。

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マイナーチェンジと言えばマイナーチェンジですが、新しいロゴにはいろいろな想いが込められています

新しいロゴを見る機会は、これからどんどん増えていきます。お楽しみに!


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