Burtonチームにおける女性と家族のサポート
社会における女性の地位向上は、決してマーケティングキャンペーンのために存在するものではありません。Burtonでは、私たちのウーメンズライダーが本当に助けを必要としているときにこそ、しっかりサポートすることを意味しています。
先日「New York Times」に掲載された陸上選手アリシア・モンタノの記事、“Nike Told Me to Dream Crazy, Until I Wanted a Baby(Nikeは私に夢を見ろと言いました、子供ができるまでは)”は、女性アスリートにとって残念極まりない現状を公にしました。「キャリアにとってのベストな選択?」と「自分や家族にとってのベストな選択?」ママアスリートにとってはあまりに酷な2択です。
キャリアと家族のどちらかを選ばなくてはならない。そんな選択は、誰も強制されるべきではありません。もちろんBurtonは、女性のチャレンジをサポートします。そして、いつでも彼女たちの側にいてあげたいのです。
ここで、Burtonライダーのキミー・ファサニについて触れておきましょう。子育てとスノーボードの両立を決意した彼女は、まさに開拓者と言えます。近い将来、キミーと同じ道を進もうとするライダーが出てくるかもしれないので、Burtonも彼女たちに対するサポートを一層強化しなくてはならないのです。
Burtonのウーメンズライダーが、前述のアリシアやその他不当な契約を強いられている女性アスリートのようにならないためにも、早急に契約内容を見直すことにしました。妊娠中でも出産後でも彼女たちをしっかりサポートするため、以下の項目を追加しました。
- Burtonは、妊娠を病状とは見なしません。
- Burtonは、妊娠や出産を理由に、基本報酬の一時的支払い停止や減額をすることはしません(24週間: 6ヶ月)。
- Burtonは、ライダーが妊娠した場合、契約上の義務における合理的配慮について話し合いをします。
- Burtonは、妊娠や出産を理由に契約解除することはしません。
- Burtonは、授乳期間中の移動に必要な付添人の航空券、または同等の費用を負担します。
Burtonのチーフマーケティングオフィサー、サラ・クロケットは、ライダーに向けて以下のようなコメントを発表しました。
「私たちは、全てのチームライダーを尊敬しています。そして、みなさんのスノーボードに対する大きな貢献にも感謝しています。しかし、私たちの関係はそれ以上のものです。家族が増えることになっても、私たちの関係は変わりません。それこそが、私たち、そしてみなさんにとっても最も重要なことなのです」。
Burtonは、キミーをはじめ、新たな道を切り開くウーメンズライダーを尊敬しています。スノーボードに関係あることであっても、関係ないことであっても、女性の勇気ある行動をサポートしていきます。